シャトルとニードルについて


 

繊細な模様が魅力のタティングレース。

 

元々はヨーロッパ貴族のドレス用装飾として始まったものだとか・・・。

 

きぬやのタティングレース教室でも、皆さんドイリー、アクセサリー、縁飾り、コサージュなどなど、色々なものを編んで下さってます。


 

タティングレースにはシャトルで編むものと・・・


 

専用針で編むニードルタティングの2種類があります。


 

で!

 

「このふたつってどう違うの?」

 

「どっちをするほうが良いの?」

 

・・・と言う質問をいただくことが多いので、きぬやなりの視点で書いてみることにしました。


 

まずはざっくり分けると以下のような感じになります。

シャトル

★技術が難しい。編めるようになるまでかなり個人差が出る。人によっては全く編めない場合もある。


ニードル

★簡単。殆どの人が数十分~数時間でマスターできる。



★シャトルひとつでどの太さの糸にも対応できる。

 


★編み物と同じで、糸の太さに合わせたサイズの針をそろえる必要がある。



★テキストが色々ある。

 


★ニードル専用のテキストがあまりない。(日本語テキストはゼロ)



★完成に時間がかかる。


★シャトルと比べると、かなり早く編める。



★全ての作品が編める。


★針の構造上、編めない作品がわりとある。



★編み上りがかっちりしている。

★柔らかい感じの編み上りになる。



 

他にはニードルでは毛糸が使えるけど、シャトルは使えない・・・などがあります。

 

どちらが良いとかはなく、あくまで仕上がった感じのお好みで選ばれたら良いと思います。

 

ニードルタティングは針と言う構造上、シャトルと比べて編めないものが多々出てきますので、両方を使えるようになれればそれぞれの利点を使えてなお良いと思います。

 

きぬやではこんな感じでアドバイスさせていただいております。

 

参考になれば幸いです(^^)